State of Play

 本日(2022/6/3)の日本時間7:00より放送された「State of Play」は、ビッグタイトル目白押しのまさに充実した時間だった。紹介されたタイトルの中から、特に注目のものをここで振り返ってみたい。
 「State of Play」放送の日本語アーカイブは以下から。


―『バイオハザード RE:4』

発売予定日:2023/3/24


 いきなりこんな大作が紹介されてしまっていいのかと思えるほどだが、『バイオハザード4』のリメイク作品が一番手に発表された。
 『バイオハザード4』は複数のハードにまたがって繰り返し販売されていたので、プレイしたことのある方も多いのではないだろうか。
 縛りプレイやRTAなどでも有名で、とにかく遊べる自由度の高さが売りの作品だ。
 ファンからの人気も非常に根強いことから、そのぶんリメイクに対する期待の大きさやハードルの高さも一段と上がることになるだろう。
 個人的には『4』時点でのレオンやエイダのキャラクターデザインが一番好きなので、そのあたりもリメイクでどうなるかが気になるところ。
 特にレオンは作品によって顔がよく変わる。今回はどうなるだろうか。

―『Stray』

発売予定日:2022/7/19


 本作は先日スタートした「PS Plus」のエクストラ及びプレミアムプランの加入者ならば、発売初日から遊ぶことが出来る。
 この作品では、プレイヤーは猫になって街を冒険することになる。制作スタジオ内でも猫を2匹飼っているという、徹底した開発環境のようだ。
 猫のビジュアルや動作にもこだわって作られているとのこと。発売が今から楽しみだ。

―『The Callisto Protocol』

発売予定日:2022/12/3


 動画を見た時点でピンときた方もいるかもしれないが、かの有名な『Dead Space』のクリエイターによるSFサバイバルホラーだ。
 舞台は西暦2320年、木星の”死した衛星”カリスト。『The Callisto Protocol』はブラックアイアン刑務所に服役する「ジェイコブ・リー」の物語であり、彼は謎の感染病が発生し混沌に陥ったカリストで生き残るために戦わねばなりません。刑務官も囚人も「バイオファージ」と呼ばれる怪物に変異していくなか、ジェイコブはブラックアイアンの恐怖に自身の生存を賭けて戦い、ユナイテッド・ジュピター社の黒い秘密を暴いていくことになります。
―「PlayStation.Blog」作品紹介ページより引用
 刑務所という閉じられた空間の中で、感染病や怪物との戦いを強いられる。 想像するだけでハードだが、ワクワクもする世界観だ。
 “ホラーエンジニアリング”という手法で「忘れられないような恐怖体験を作る」という、制作チームの恐怖への意気込みも中々だ。プレイしながらどれだけ恐怖することになるのか、今から楽しみに待っておこう。

―『Rollerdrome

発売予定日:2022/8/17


 ローラースケートで滑りながら敵を倒すという、新感覚のバトルロワイヤルゲーム。
 未来の過激なスポーツという設定だが、しかしながら使うのはレトロなローラースケートというのがシュールで面白い。
 スタリッシュなトリックを決めながら敵を倒すシーンは見ていて気持ちがいい。自分でプレイしたらさぞかし爽快だろう。

―『Eternights

発売予定日:2023年前半


 海外の制作だが、日本のアニメーションに強く影響を受けていそうな作品。
 制作者は『ペルソナ』シリーズの影響を受けているとのこと。トレイラーを見ると納得だ。ジャンルは恋愛アクションゲームで、RPGではないところが違いか。
 スケジュール管理の要素が強く、カレンダーが表示されるところなども『ペルソナ』を彷彿させる。
 恋愛要素とアクションがどれだけマッチするかは未知数だが、『ペルソナ』が一つのジャンルとして確立し“『ペルソナ』フォロワー”なゲームが次々に生まれることに期待したい。

―『FINAL FANTASY XVI(ファイナルファンタジー16)

発売予定日:2023年夏


 待ちに待ったというべき、『FINAL FANTASY XVI(ファイナルファンタジー16)』の続報である。
 今回は「ドミナント」と呼ばれる人々の設定が明かされた。力を行使することで、やがて人ならざる召喚獣となってしまう者のことをドミナントと呼ぶらしい。
 シリーズではお馴染みの召喚獣たちが次々と紹介されたが、彼らはいずれもドミナントであり元人間ということになるのだろう。
 PlayStation Blog」の作品紹介ページでは、タイタンとガルーダのドミナントが紹介されている。
 召喚獣同士の大迫力なバトルシーンは大いに楽しめたので、製品版にも期待したい。

 今回の「State of Play」で紹介されたタイトルは、いずれも年内か来年の発売という、比較的すぐにプレイが出来るものばかりで安心した。
 トレイラーを見るのはワクワクするが、それから何年も待たされるのは辛いものがある。出来れば今すぐプレイしたいが、もう少し我慢することにしよう。