あなたのPlayStation®2021

 PlayStationが期間限定で公開している“あなたのPlayStation®2021”(今年は2/20までの限定公開)。毎年、PlayStationプラットフォームで自分がプレイしたゲームの様々なデータをまとめてくれている。
 客観的に自分のゲームプレイの履歴を眺められるので、毎年ひそかに楽しみにしているイベントである。特に私はトロフィー集めを趣味にしていることもあって、取得したトロフィーの数を確認できるのも大事なポイントだ。
 さっそくデータを見ながら去年のことを振り返ってみようと思う。



 昨年は幸運なことに、4月の末頃プレイステーション5を購入することが出来た。抽選に応募しては落選し、というのを何度も繰り返してやっとのことだったので、非常に嬉しかったのを覚えている。
 今はまだPS5専売タイトルというのは少なく、PS4とのマルチプラットフォームがほとんどだが、それでもPS5版のみグラフィック設定が細かく変えられたりと恩恵はじゅうぶんに受けられている。なによりロード時間の違いは大きい。M.2 SSDでの拡張にも対応し、自分の使用環境に合わせてカスタマイズする幅も増えた。
 私はオフラインゲーム中心のプレイスタイルなので、オンラインゲームのプレイ時間は0%となっている。実際にはFall Guysなどをちょくちょく遊んだりしているのだが、あまりにも頻度が少なすぎるため1%にも届かず0%という扱いになってしまったようだ。
 2022年になってから現在は遊戯王 マスターデュエルにハマっており、今年はオンラインゲームの比率も少し伸びそうな予感がしている。


  以前の記事では覚えている限りでプレイしたタイトルの数は37本と書いたのだが、実はその倍以上の数をプレイしていたことが分かった。自分の記憶力の頼りなさに、ただ恥じ入るばかりである。こうした事態を防ぐために、備忘録としてブログやSNSを始めたのはやはり正解だったようだ。


 プレイしたタイトルの細かい内訳はこのようになっている。
 ラストレムナントは非常に面白いゲームで、細かい要素も味わい尽くすようにプレイしたため1位というのも納得の結果だ。プラチナトロフィーを獲得できたのも嬉しかった。
 ロストジャッジメントは、私の中では2021年のベストゲームだ。レビュー記事では批判的なことも書いたが、それはこのゲームがそれだけ中身の詰まった作品だったからだ。つまらないゲームは批判する気も起きないものだ。だからこそ次回作にも期待しているし、このシリーズが末永く続くことを願っている。スピンオフのDLCも配信が控えているので、それも楽しみだ。
 ダンガンロンパV3は、シリーズファンからは賛否両論の評価を受けているなかなかの問題作だ。私自身も初代ダンガンロンパのファンであり、V3は怖いもの見たさといった気持ちでこわごわとプレイしたのを覚えている。
 最後までプレイした感想としては、批判する気持ちもわかるし、それとは別の解釈ができるという意見も分かる。プレイヤーに最後の解釈を委ねる形だったので、どちらが間違いとも正解とも言いづらいのだ。まあそれはそれとして、個人的に議論スクラムのシステムはとても好きだ。なによりBGMがメチャクチャかっこよくないですか?
 サガ・スカーレットグレイスは戦闘システムが特徴的で、それと技の閃きシステムが合わさって非常にやりこみ応えのあるゲームになっている。主人公が複数いて、まだ全員をプレイしたわけではないのだが、いずれまたガッツリ取り組もうと思っているタイトルである。



 最後に私が一番楽しみにしていたデータを見ようと思う。
 トロフィーのためにゲームを買うというほどのトロフィーコレクターではないのだが、集まってくるとやはり楽しいものである。
 プラチナトロフィーを35個獲得できたのは、個人的にはかなり嬉しい出来事だった。それだけのゲームをやり込めたというわけで、つまりそれだけ面白いタイトルを発見できたということだ。つまらないゲームをそこまでやり込む気にはならないのだから。
 今年もたくさんのゲーム作品が発売を控えている。どれだけ面白いゲームと出会い、やり込めるか今からとても楽しみだ。