遊戯王 マスターデュエル

配信日:2022/1/19
ジャンル:カードゲーム
評価:★★★★☆
豊富なカードの種類と画期的なパックシステム!しかし動作は一部モッサリな場面も?

 私が遊戯王にハマっていたのは小学生の頃だった。ちょうどTVアニメ「遊戯王 デュエルモンスターズ」が放映されていて、それに影響されたクラスメイトたちの多くも遊戯王カードに夢中になっていた。当時、小学生女児だった私にとって、男女の別け隔てなく、そして運動の得意・不得意を問わず遊べる手段として、遊戯王カードはかなり貴重な手段だった。対戦をしなくても、手に入れたレアカードを見せ合ったり、お互いのダブってしまったカードを交換するだけでも楽しかったのだ。
 そんな「遊戯王 デュエルモンスターズ」世代の私が、数十年ぶりにデジタルカードゲーム「遊戯王 マスターデュエル」をプレイした記録を書いていきたい。同じように久しぶりに遊戯王に触れようと考えている人の、少しでも参考になれば幸いだ。

―初心者の私がまずやったこと
 いきなりド素人の私が対戦に手を出してもどうしようもないので、まずはソロモードで練習をすることにした。


 こちらのソロモードはチュートリアルを兼ねており、基本的なカードの動かし方を学べるうえにクリアすればガチャ用の石やカードなどがもらえる。やっておいて損はない。

 しかし所詮CPU相手と侮ってはいけない。気がついたら相手のフィールドにモンスターがガンガン召喚されて、わけも分からないまま虐殺されることもあった。これが俗に言う“ソリティア”かと、いきなり洗礼を浴びせられた気分だった。

―打倒“ソリティア”
 というわけで、そういった「わけも分からないうちに相手のモンスターがどんどん増えていっていつの間にか負ける」現象を打破するため、必須と言われているカードを揃えることにした。
 まずはこの「灰流うらら」だ。



 このカードは必須と言われるだけあって、公式が専用のお得パックまで用意している。初心者のまだカードが揃わないうちは、このお得パックを買うのがオススメだ。

 もうひとつは俗に“手札誘発”と呼ばれている手法で、相手のモンスターが増えれば増えるほど自分の手札も増える状況を作り出すもの。代表的なカードが「増殖するG」だ。


 他にも「拮抗勝負」や「原始生命態ニビル」などもオススメだ。




―初めに組み立てたデッキ
 初心者にオススメと言われるデッキは何種類かあるようだが、私は「ホープ」デッキを組むことにした。これは無課金でも組むことが出来るくらい入手難易度が低いのが魅力で、必須カードはストラクチャパックを三回買うことでほぼ揃えることができる。


 ゲーム内のデッキ検索機能でさまざまなデッキのレシピを調べることが出来るので、分からないうちはそこから自分にあったものを選ぶというのもアリだ。そのデッキに上記したような必須カードを組み合わせて強化することもできる。

―便利な検索機能
 欲しいカードがあるけれど入手手段が分からないというときは、デッキ編集画面の検索機能を活用しよう。
 例えば上で紹介した「原始生命態ニビル」のカードメニューを開き、入手方法のページに飛んでみる。すると、このカードが収録されているパック名を調べることができる。


 この“宇宙からの侵略者”というのはシークレットパックと呼ばれるもので、「原始生命態ニビル」を素材を使って生成することで出現させることができる。同じカードが複数枚ほしいときに便利だ。ただしこのシークレットパックを引けるのは24時間限定なので、時間に余裕があるときに操作しよう。もし時間切れになってしまっても、もう一度カードを生成すれば再出現も可能だ。


 シークレットパックは残り時間が表示される。

―調べ物は遊戯王公式データベースで!企業wikiはNG!
 コナミ直々に遊戯王カードのデータベースを用意している。カードやデッキについて調べるときはこれを活用しよう。検索すると上位に出てくるその他の企業wikiは、誤った情報や数年前の古い情報の宝庫なので参考にしてはいけない。最後に「いかがでしたか?」なんて聞いてくるのは論外だ。

 遊戯王のベテランプレイヤーからすればまだまだな点もあったと思うが、初心者の最初の取っ掛かりになればと思いこの記事を書いてみた。小学生の頃は気づきもしなかったが、遊戯王とはここまで奥が深かったのかと思わざるを得ない。あの頃以上にハマってしまいそうだ。