今年プレイしたゲームを振り返る

 2022年は念願のゲームライターとしての活動(別名義ではあるが)を始めることができ、そのぶんプレイできたゲームの数は減ってしまったが、全体としては満足の一年となった。少しでも文章の読みやすさが向上しているともっと嬉しいのだが。

―2022年に発売されたタイトル 
1/19 遊戯王 マスターデュエル
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 小学校以来の遊戯王復帰となったタイトル。マイナーデッキでプラチナランクに到達し、かなり満足できた。

1/26 The Artful Escape
 ただひたすらギターを弾きながらフィールドを進んでいくだけなのだが、それが楽しく気持ちいいゲーム。ボス戦はオシャレにセッションを決める。

1/27 Monster Harvest
 スタデューバレーにそっくりの見た目をした牧場生活ゲーム。ただし飼育するのは動物ではなく、植物と動物をかけ合わせたプラニマルという生き物。

2/18 Horizon Forbidden West(PS5版)
 やっとPlayStation 5の本領発揮ができた作品。美しいグラフィック表現はもちろんのこと、ハプティックフィードバックもアダプティブトリガーも存分に活用させていただいた。

2/25 ELDEN RING(PS5版)
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 とにかく考察するのが楽しかった作品。ゲームについて深く考えながらプレイしたのは久しぶりだった。人生でここまでハマったゲームもなかなかない。

3/28 ロストジャッジメントDLC(PS5版)
 今までの龍が如くシリーズを含めても、ここまでハッピーエンドを迎えたキャラクターは珍しいのでは。敵の犯した悪行の深刻さもシリーズ随一。

4/2 NEXOMON(ネクソモン)
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 ポケモンライクゲーム。モンスターを捕獲して戦わせるのはなぜこんなにも面白いのか。小学生の頃からポケモンシリーズとともに育ってきたせいで、魂に刻み込まれているのかもしれない。色々とツッコミどころはあるが、それが面白い作品。

4/4 REPLICA
 政府の検閲機関の手先となり、他人のスマホの中身をあの手この手で調査しまくる。ディストピア小説が大好物の私としては非常に楽しめた。パスワードに誕生日を使っては絶対にいけません。

4/4 リーガルダンジョン
 警察官となって、事件の報告書を書き上げる。捕まえた犯人を有罪にするか無罪にするかは自分次第。ただしあくまでも事件の報告書のため、その後の裁判の判決までは覆せない。報告書と判決のズレは自分の評価に影響する。その匙加減が面白いゲーム。

4/5 レゴ®スター・ウォーズ/スカイウォーカー・サーガ
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 スターウォーズ好きなら、間違いなくオススメの作品。コメディタッチにストーリーをアレンジしつつ、フィールドや演出などはコアなファンも納得の原作再現度を実現。さらに小ネタも満載。

8/18 ヴァンパイア:ザ・マスカレード スワンソング
 現代に生きるヴァンパイアの世界を描いた作品。年を取らない彼らは人間の憧れのように思われる存在だが、現実が厳しいのはヴァンパイアも一緒。デジタル機器を使いこなし、なんならハッキングまでやってのける。

8/25 Disco Elysium - The Final Cut(ディスコエリジウム ザファイナルカット)(Steam版)
 自分の名前すら忘れてしまった酔っぱらい刑事が主人公。単なる推理ゲームではなく、サイコロを用いたランダム要素があるのが特徴。そのおかげでプレイするごとに変わる面白さが魅力。

9/8 NBA 2K23
 バスケのルールすらよく知らない初心者でも楽しく遊べるすごいやつ。技の種類が豊富すぎて覚えるのが大変だが、使いこなせると一気にスタイリッシュプレイが決められる。

11/7 Soulstone Survivors(Steam版)
 大流行したVampire Survivorsのフォロワー作品。本家をさらにブラッシュアップしたシステムで遊びやすい。話は変わるが、このジャンルの呼び方はヴァンサバライクで良いのだろうか。

11/18 ポケットモンスター バイオレット
 ポケモン×オープンワールド。ちょっと噛み合わない部分や不便なところはあるものの、それでもじゅうぶん楽しめた。広大なフィールドをポケモンが歩いているだけで感じるワクワクは、何ものにも代えがたい。

12/13 CRISIS CORE –FINAL FANTASY VII– REUNION(PS5版)
 オリジナル版を遊んだことがないため、リマスター版が初プレイ。単なるリマスターと呼ぶには惜しいほどの手の込みっぷり。バトルをしながらスロットを回せるなんて、ちょっとヤバい脳内物質が出すぎるのでは。FF7リメイクの続編がますます楽しみになった作品。

―それ以前に発売されたタイトル(順不同)
Return of the Obra Dinn(リターンオブザオブラディン)
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 謎解きを!もっと溺れるほどの謎解きを!という渇望に全力で応えてくれた作品。紙にメモでもしなければやっていけないようなゲームが好きなのだ。

428〜封鎖された渋谷で〜
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 群像劇が好きな方にはオススメの作品。複数の人物たちの行動が、一つの結末に収束していく感じがたまらない。序盤のコメディタッチなノリが合わなかったとしても、ぜひ最後までプレイしてくれ。

ゲーム発展国++
 定期的に遊びたくなるカイロソフトの作品。自分でゲームのタイトルを決められるのがシンプルに楽しい。

レゴヴィランズ
 アメコミのヴィランズにスポットライトを当てた作品。レゴのポップなグラフィックなら、悪役の残忍さも少しは中和される……のか?

龍が如く0
 龍が如くシリーズ作品の中でも、7と並んでストーリーの完成度が高い。ファンからの人気も絶大。桐生一馬はともかく真島吾朗がここまでキャラクターとして化けるとは。個人的には佐川というキャラクターがお気に入り。

龍が如く維新!
 0や7の影に隠れがちだが、こちらもストーリーの出来はかなりいい。龍が如くのキャラクターとしての個性は残しつつ、歴史上の人物を演じさせるアイディアに脱帽。リメイク版の発売も楽しみ。

NEXOMON(ネクソモン):絶滅
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 ポケモンライクの続編。モンスターの種類やタイプが増え、システム的にも遊びやすくなるなど、順調に進化を遂げている。次回作にも期待が持てる。

AI:ソムニウムファイル
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 以前から気になってはいたのだが、なかなか手を付けられずにいた作品。ギャグありシリアスあり、最後にホロッと泣ける場面もあり。真相を知ったときの衝撃もある。とにかく色んな要素が詰め込まれたバラエティパックのようなゲーム。

FINAL FANTASY VII
 リメイク版を遊んだのがきっかけで、オリジナル版にも手を出したくなったためプレイ。これはこれでひとつの結末として納得はしているけれど、リメイク版ではどうなるか。

イースVIII -Lacrimosa of DANA-
 PS Plusが刷新された際に、ラインナップに含まれていたためプレイ。イースシリーズはこれが初めて。少しずつ島の探索範囲が広がっていくのが、冒険心をくすぐられて良い。

Townsmen - A Kingdom Rebuilt(タウンズメン キングダムリビルト)
 定期的に街づくりゲームが遊びたくなるタイプのゲーマーなのだが、これぐらいのライトな作品だとサクッと遊べるのが良い。

Clue/Cluedo:The Classic Mystery Game(クルード)
 手軽に推理ゲームが楽しめる良作。こちらも気が向いたときに起動して、サクッと遊べるのが強み。

 2022年にプレイしたのは計28作品と、昨年よりは減ってしまったが、そのぶん満足度の高い作品が多かったため良しとする。2023年も期待のゲームが次々発売される予定のため、忙しくなりそうだ。